診療時間について
平日 09:00-17:30
昼休み 12:30-14:00
木曜・土曜 09:00-12:30
休診日 日曜・祝日
■専門医による苦痛の少ない検査(胃・大腸カメラ)
を実施しています。
従来、内視鏡検査はきつい、痛いというイメージがあり、敬遠されがちでした。当クリニックでは、開設以来9万4千例を超える豊富な内視鏡検査の実績と適正な鎮静剤・鎮痛剤の使用により、眠ったような状態で苦痛の少ない検査を受けることができます。このことは、正確な診断と的確な治療にも結びつくものです(鎮静剤等を使用しない検査も選択できます)。
(平成12年11月-平成30年10月 18年間)
■「精度の高い検査・苦痛の少ない検査」のために、各種機器を導入しています。
NBIシステム:内視鏡検査の際、特殊な光を用いることによって、粘膜の毛細血管や微細構造を強調させ、普通の観察では分かりにくい病変や、小さながんの発見に有用です。
拡大内視鏡:内視鏡検査中に発見した病変の画像倍率を瞬時に上げ、詳細な観察が可能です。病変の性質やがんの有無、深さ、拡がりなどの診断に有用です。
炭酸ガス送気装置:大腸内視鏡検査で腸を膨らませる時に、空気ではなく炭酸ガス(二酸化炭素)を送気する装置です。大腸を観察するために空気を送気すると、検査後しばらくは空気によるお腹の張が続くなど、苦痛の原因の一つとなっていました。炭酸ガスは空気と比べて腸からの吸収が速く、呼気として体外へ排出されます。このため、検査後のお腹の張などの不快感が軽減されます。
■今、なぜ内視鏡検査が必要なのでしょうか?
腹痛や便秘・下痢などのお腹の症状に対し、市販薬などによる一時的な治療に終始するあまり、病気をこじらせてしまうケースが多くみられます。このことは、結果的に治療を長引かせ、治りにくくする原因になっています。正確な診断をすることは、病気を的確に短期間で治すために必要なことなのです。
■日本人の大腸がんが増えています。
食生活の欧米化に伴って、大腸がんが右肩上がりで増加しており、近い将来、がん死亡のトップになると予想されます。大腸がんはよほど進行しないかぎり、殆ど症状がありません。このため、症状があるなしにかかわらず、定期的に大腸内視鏡検査をうけることに大きな意味があります。検査の結果、ポリープの状態であれば、内視鏡で治療が可能です。かりに進行した状態で見つかっても、適切な時期であれば完全に治すことが可能です。
■がんで死なないために。
胃がんや大腸がんは早期発見、早期治療すれば100%近く治る病気です。いまやがんで命を落とす必要のない時代といっても過言ではありません。内視鏡検査はこれらの診断、治療に欠かせないものとなっています。